3月といえば、冬のおわりと春のはじまりがバトンタッチする季節。なごり雪、卒業、ミモザ、桜、若葉、鶯..イメージする言葉をこうして挙げるだけで、色や匂いや音が五感を通して沁み渡るようです。
今回の研修会では、この季節ならではに呼び起こされる「Transition(変遷)」という現象を共通テーマとし、JCATA理事3名によるアートセラピー・ドラマセラピー・表現アーツセラピーの3つのモダリティのリレー体験を通して、それぞれに何が起こるかを体感することから、知の学びへと発展させます。
ひとつのモダリティから別のモダリティへ変遷することによって生まれ深まっていく内観、新たに沸き起こっていく問い、思ってもみなかった気づきなど、馴染みのあるモダリティ単体の場合とは異なる学び、そして、自分のモダリティーの「当たり前」を改めて振り返り知る機会となるかもしれません。
「クリエイティブ・アーツセラピーって何だろう?」を体感することから学び直す原点回帰の旅。みなさん、ぜひ奮ってご参加ください!
【日時】 2025年3月9日(日)13:00~16:00 (ZOOM)
【対象者】クリエイティブ・アーツセラピーに興味のある方、実践されている方、複数のモダリティ体験から生まれる対話や質疑応答を通して学びたい方
【参加費】 3,000円 (会員) 5,000円 (非会員)
【準備】お好みの基本画材と画用紙
【講師】
辻ロビン MA, ATR, LPC
Marylhurst Universityアートセラピー・カウンセリング修了、米国アートセラピー協会登録アートセラピスト、オレゴン州認定臨床心理士。日本ではDV・トラウマをテーマとした活動を中心に行っていたが、2018年より米国に活動の拠点を移し、アートセラピーを実践。現在はprivate practiceをスタートするタイミングを調整中。
井口雅子 MA, RDT
Kansas State University大学院ドラマセラピー専攻修士、北米ドラマセラピー協会認定ドラマセラピスト、公認心理師。これまで小児科、教育相談、地域プログラムなどで主に児童や家族の支援プログラムに携わる。現在は米・カリフォルニア州に暮らし、子育てのかたわらJCATAの運営に携わる。
山口美佳 MA
レズリー大学表現療法: 音楽療法&メンタルヘルスカウンセリング修士課程修了。高齢者/障がい者/薬物依存患者への臨床を経た後、生殖医療/産婦人科領域にて表現音楽療法を実践。現在、九州・津屋崎を拠点に、古民家/古き良き文化継承×表現アーツの場を提供。多様性を生かしあうコミュニティの実現と感性教育に携わる。
【お問い合わせ】event@jcata.org (研修企画委員会)
